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港北区 教育

公開日:2023.10.19

見て触って川の魅力知る
魚とりにも挑戦

  • キスゲの説明をする阿部さん(中央)と児童

 綱島東小学校3年生は10月13日、出前授業「港北水と緑の学校」で鶴見川の魅力を学んだ。この授業は、港北区と、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングが協力して実施したもの。同法人のスタッフらが講師となり、「生まれ育った川の魅力を知るきっかけになれば」として、生きもの観察、投網見学、魚とりなどを行った。

 生きもの観察では、カニやウナギ、マハゼなどを間近にし、実際にマハゼをすくった児童は「思っていたよりも重かった」と驚いていた。同法人の阿部裕治さんが川辺にオレンジの花を咲かせるキスゲについて説明すると、児童らは真剣に耳を傾けていた。魚とりでは、生き物が潜んでいるポイントや、捕まえ方のコツを学び、網を片手に挑戦していた。

 児童らは、「何も捕れなくて難しい」「大きい石にヤゴがいた」など、さまざまな声をあげながら、魚とりに夢中になった。地元の川に深く触れたことで、「綱島のことを知れて楽しい」と話す児童も。

 阿部さんは「2回延期になっての今日。子どもたちも楽しみにしてくれていた」とようやく開催できたことを喜び、「普段は入ることができない川の中に入り、実際に体験して意識が変わったのでは。これを入り口にして、さらに広げていき、地域への愛着につながれば」と期待を口にした。

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