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港北区 社会

公開日:2023.11.30

【Web限定記事】
消防ヘリコプター離着陸訓練
緊急時に備え、連携強化

  • 負傷者の搬送をシミュレーションした

  • 機体の説明を聞く見学者たち

 港北消防署は11月9日、消防ヘリコプターの離着陸訓練と機体展示を行った。場所は日産フィールド小机。港北区内に3カ所ある、災害など緊急時に使用される飛行場外離着陸場の1つ。港北消防団、横浜ヘリポート、横浜労災病院が参加した。

 一般の見学者が見守る中、横浜市消防局航空消防隊が所有する消防ヘリコプター「はまちどり2」が着陸。大震災など大規模災害を想定し、機体の誘導や負傷者の搬送など、現地の医師や消防隊員と航空救助隊との連携強化が図られた。参加した横浜労災病院の医師は、「消防など関連各所や院内部署との連携が重要。地域の医療に貢献していく」と話していた。

 市民に向けた区の消防力㏚も兼ねているという同訓練。訓練終了後の機体展示では、同機の周りに多くの見学者が集まった。熱源を探知する赤外線カメラや放水装置、飛行中の機体からの降下に使用するホイスト装置など、搭載されている機能や特徴の解説に見学者は興味津々といった様子で耳を傾け、熱心に質問していた。関心を寄せる市民の姿に、同消防署員は「普段目立たないところにもフィーチャーされ、多くの人に興味を持ってもらえてありがたい」と喜びの表情を見せた。

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