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公開日:2024.01.25

新田緑道
再整備に向け公民連携
事業者のアイデア募集

  • 既存トイレと残置予定のテニスの壁打ち部分

 横浜市は、新田緑道の再整備に向けた公民連携の取組みの一環としてサウンディング型市場調査(対話調査)を2月1日〜14日に実施する。それに向け、2月8日まで参加事業者・団体などを募集している。調査対象区間は県道川崎町田以南(1〜7ブロック)。対話の結果を踏まえ、事業実現の可能性や公募の可否を検討していく。

 同取組は、2019年9月に策定された「公園における公民連携に関する基本方針」に基づくもの。今回は、市と事業者が対話する「サウンディング型市場調査」を実施する。民間事業者などの多様な主体と連携し、同緑道の魅力アップへの可能性を探っていく。

老朽化により再整備へ

 同緑道は、災害時における避難路の確保、都市生活の安全性及び快適性の確保などを図ることを目的に整備されている。1986年に開園し、施設の老朽化が進んでいることから2020年度から再整備事業に着手している。全体で1〜14ブロックの2万1134平方メートル。県道川崎町田以北(8〜14ブロック)の方が、利用頻度が高いとして先行して工事が進められた。ただし、13〜14ブロックは目立つ劣化がないため再整備対象外。11〜12ブロックは、2021年11月に工事が始まり22年9月に完了している。8〜10ブロックは、同年11月から現在工事中で、今年3月に完了予定だ。

整備・維持管理

 調査対象区間の再整備では、設置されているトイレや広場、壁打ちテニス用ボードなどを更新し、地域の遊び場・健康活動の場としての利用を基本に、維持管理の効率性向上を図る。民間事業者がカフェや物販店など収益施設の管理等する「公募設置管理制度」を活用し、収益施設の設置と併せトイレなどの整備、維持管理を行うことを想定している。

対話方法

 参加事業者や団体は、市役所で2月1日〜14日の期間中のいずれか1日、1事業者1時間程、市の担当者と直接対話する。内容は緑道に対する評価や収益施設の事業アイデアなどについて。参加人数は1事業者につき3人まで。横浜市環境創造局公園緑地整備課の田畑有紀子課長は「さまざまな切り口でご提案いただき、より魅力的な緑道になれば」と期待を込める。対話の申し込みは、2月8日までに同課北部担当にメール(ks-koenseibi-h@city.yokohama.jp)で。その際、市HPに掲載の同事業の調査についてのエントリーシートを記入し添付を。

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