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急増する「無痛分娩」について 新横浜母と子の病院 名誉院長 島田洋一氏に聞く
少子化が危惧されている昨今。開設以来、約5万件の分娩を実践してきた「新横浜母と子の病院」(医療法人社団ワンアンドオンリー)の名誉院長で元麻酔科教授の島田洋一氏に、麻酔を用いて出産に伴う陣痛を最小限に抑えることを目的とし、現在多くの妊婦が採用している「無痛分娩」についての現状を聞いた。
「開設から30年間は無痛分娩は皆無でした。その頃、アメリカでは約50
%の妊婦が無痛分娩で出産しており、『いずれ日本でも』と思っていましたが、ここ数年で急激に無痛分娩を希望する妊婦様が増えています」
「チーム医療」で安全・安心を維持
「私ども周産期専門病院として『安全・安心』をモットーとしており、無痛分娩(硬膜外麻酔)には麻酔科専門医が常勤する『チーム医療』(産婦人科、小児・新生児科、内科と麻酔科)が必須条件と考えて実働しています。産婦人科医のみでは、麻酔下の急変に十分な対応ができない状況になることもありうるからです。自然分娩と異なり、陣痛発生直前の入院になりますが、当院では妊娠8カ月以降に麻酔科医によるチェックも実行します。また、無痛分娩は無制限に受けることができませんので、当院では毎月80件の先行予約制を実施しております。素晴らしい日本の宝である赤ちゃん誕生を、スタッフ全員で応援しております」
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