港北区 人物風土記
公開日:2025.08.07
今年、結成20周年を迎えた「大曽根夢太鼓どどん鼓」の代表を務める
内山 新弥さん
大曽根在住 54歳
鼓動で「楽しい」伝える
○…今年4月に結成20周年を迎えた、大曽根夢太鼓どどん鼓。毎週日曜日には、大曽根小学校音楽室から「どどん」「カッ」と和太鼓の音が聞こえてくる。2006年、当時小学1年生だった娘と観た演奏に感銘を受け、同チームに参加。翌年には代表になり、チームを束ね始めて18年経った。「まさかこんなに長くやることになるとは」と少し困ったように笑う。
○…発足当初の曲レパートリーは『おまつり太鼓』の1曲。楽器も近隣町内会のものを借りていた。「各町内会からお借りしていたので、いろんな種類の太鼓が集まって」と当時を振り返る。長年のどどん鼓生活で、最も印象に残っているのはコロナ禍の活動制限。「2020年の演奏会直前。中止せざるを得なくなって」。自粛期間中は学校練習も休止。「それでも『曲作ってきましたよ』って子もいて」。”個人でできることを”と、その歩みは止まらなかった。「おかげさまで、イベントにお声がけいただくことも増えて」と表情がほころぶ。
○…長男が小学校を卒業するまでの週末は、家族全員で和太鼓に打ち込んだ。「一緒にいられる時間が長くてよかった」と思い返す。現在でも妻と長女はチームに所属し、長男は「今はダンスに夢中」とのこと。当の本人の趣味は「やっぱり和太鼓かな」とにっこり。
○…地域イベントや祭りに”引っ張りだこ”の今夏。「聴いている人にも伝わる」と自分たち自身が、楽しく演奏することを理念に練習に励む。並行して来年3月29日に控える毎年恒例のメインイベント「ドリームコンサート」に向けて企画を着想中だ。「衣装や曲、他にもいろいろ考えています」と含み顔。20年目を彩る年、メンバーと手をとりあい走り抜ける。
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