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公開日:2026.02.19

町田市長選
医師の稲垣氏が初当選
衆院選の「追い風」も

  • 【1】当選を受け、支援者らと万歳する稲垣氏(左から3人目)。駆けつけた石阪氏(左)から祝福を受け(【2】)、選挙戦を振り返った同氏(【3】)

    【1】当選を受け、支援者らと万歳する稲垣氏(左から3人目)。駆けつけた石阪氏(左)から祝福を受け(【2】)、選挙戦を振り返った同氏(【3】)

  • 医師の稲垣氏が初当選 (写真2)

 任期満了に伴い、15日に投開票された町田市長選挙は町田市内の耳鼻咽喉科医院院長で新人の稲垣康治氏(50)が4万4610票を得て初当選。新しい市長となる。5期20年にわたり、市長を務めた現職の石阪丈一氏(78)の退任を受け、無所属新人5人で争われた今回の市長選。自由民主党の推薦を受けた稲垣氏が先週行われた衆院議員選挙での「自民大勝」の追い風もあり、抜け出した。

 医師の稲垣氏は政治家経験がないものの、町田市医師会の理事として行政と共にコロナ対策にあたった経験などから出馬を決意。自民党の推薦を受け、市民の健康や教育の推進、地域の活力に関する三位一体改革を前面に掲げ、選挙戦を展開。接戦が予想されたものの、市長選の1週間前に投開票となった衆院選での「自民大勝」の追い風もあり、次点に7887票差をつけた。

「新市長」に拍手

 15日の午後11時30分過ぎ、当選確実を確認した稲垣氏の支援者から、「稲垣新市長」の声があがると朗報を待つ事務所では拍手が起こり、「頼むぞ」という声のなか、稲垣氏が登壇。徐々に手ごたえを感じるようになったという選挙戦について振り返り、「いばらの道が始まるが、当初から掲げてきた『誇れるまちだをつくる』を忘れずに職務にあたりたい。市民をリードしていく」と語った。

 稲垣氏の事務所に駆けつけた現職の石阪氏は「肩の荷が下りた思い。世代交代ができた。自分の感覚を大切に若い感性で引っ張っていってもらいたい」と話した。

支持拡大も及ばず

 一方、2度目の市長選挑戦となった奥澤高広氏(43)は生活者目線による市政を目指すとし、支持を拡大。前回よりも5千以上の票を伸ばしたものの届かず、前町田市議会議員の秋田史津香氏(45)は3万を超える票を集めたが、及ばなかった。町田市議会議長経験者の戸塚正人(45)、木目田英男(51)両氏は出馬表明が遅れ、衆院選の影響で十分に選挙活動にあたることができなかったこともあり、支持が広がらなかった。

投票率アップ

 今回の投票率は前回2022年の42・51%から、47・26%に5ポイント近くアップ。注目度の高さを示した。新市長は3月9日(月)に就任予定で任期は4年となる。

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