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公開日:2025.08.21
綱島ボラ団体
「みど*リンク」に認定
「その場で」まちの緑守る
綱島商店街で20年以上にわたり緑化活動を続けているボランティア団体「グループ花いっぱいTsunashima(真島淳子代表)」がこのほど、東急(株)主催の「みど*リンク」アクションの2025年度支援団体に認定された。同団体は今回の支援を受け、8月6日に決起集会を実施。所属メンバーは改めて活動意義や内容について共有した。
地域愛の一助に
「みど*リンク」アクションは2012年に設立された地域でのコミュニティ形成を支援する活動。自然や地域環境の維持・創出をきっかけとし、地域の人々をつなぐ、地域への愛着を深める、新たな交流を生み出すことを目的としている。対象は、商店街・自治会・NPO団体など、公募によって集まった地域のまちづくりや緑化活動の企画に対し、同社が支援を行っている。
支援内容は企画に応じて、花・種・苗木・用具といった物品で提供される。
ためらいのない活動を
「グループ花いっぱいTsunashima」は、2001年に当時の綱島小学校PTAメンバーで発足した。現在は21人が所属し、主に綱島駅前の商店街、パデュ通りとウエストアベニューの約400mにわたる大型プランターや花壇の植栽管理を行っている。
企画応募時の活動スローガンには「気候変動に克!マダムガーディアン達が護る花の商店街」を掲げ、酷暑による植物の水枯れ被害を減らすため、「いつでも」「その場で」手入れができるようにと思いを込めた。「実は過去に警察の呼び止めがあったメンバーもいて」と代表の真島さん。公式エプロンや名札を着用することで、各自が買い物ついでなどに植物に手入れができる「"ためらいのない"一人ボランティアで、花と緑を守っていければ」と続けた。
6日の集会では、支援内容である同グループのロゴが印刷されたエプロンや名札、園芸用具などの活動グッズを配布。また、課題点である水源場所確保や活動エリアのばらつきについても話し合われた。参加したメンバーからは「商店街の人が水やりをしてくれて。輪が広がってうれしい」という喜びの声も上がっていた。真島さんは「赤エプロンを見かけたら、ぜひ声をかけてください」と笑顔で話す。綱島商店街連合会の中森伸明会長は「綱島は昔から花植えや緑化に力を入れている。協力して華やかなまちを保ちたい」とした。
11月には同社からの認定式も行われる予定。
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