今春、港北区長に就任した 竹下 幸紀さん 55歳
さらに魅力的な街へ
○…入庁以来、3度目の港北区役所。2012年から3年間は区政推進課長、20年には総務課長を務めた。その後、医療局でコロナ対策の中心業務を担い、再び港北区へ。「10年前と比べてまちづくりが進み、より一層魅力的になっている」と区の印象を語り、「区の魅力が増すように取り組んでいきたい」と抱負を口にする。
○…「さまざまな業界に携わりたい」と公務員へ。区政推進課の時は、庭や花壇、工場、歴史的建造物などを巡る、オープンガーデン・オープンファクトリー・オープンヘリテイジに携わった。オープンガーデンの初回を「種を蒔くように始めた」と振り返り、「至る所に花が咲き会場も増えて嬉しい」と感慨深そうに話す。総務課在籍時はコロナが流行し始めた時期。来庁者にうつさないよう、また、窓口業務が滞らないよう対策を講じた。「コロナでどうなってしまうのか心配があった時期を踏まえ、戻ってこられた」と語る。
○…体を動かすことが好きで、中学時代はテニス、高校では剣道、大学でアメリカンフットボール、社会人になってからはスキーをするようになった。仲間と助け合いながらバックカントリーをしたことも。「爽快感を味わえることがスキーの魅力」と語る。最近は、近隣で一人暮らしをする母親の手伝いや、中2の息子が打ち込んでいる野球のサポートに精を出している。
○…大切にしているのは「必要なことを必要な時に実施すること」。独りよがりにならないよう、実際に目で見て情報を取り込むようにしている。これまで、さまざまな業界に関わり、多くの魅力的な人と出会った。その経験を生かし、「区民が安心して住み続けられる状況を守る」と意気込みを見せる。
|
|
|
|
|
|