港北区 社会
公開日:2026.09.16
熊本県の保育施設へ横浜市私立保育園こども園園長会が支援訪問、学びを防災対策に
横浜市私立保育園こども園園長会(疋田千実会長・785園)の役員ら3人が8月下旬、7月に震度7の地震が発生した熊本県八代市を訪れ、被災した保育施設への支援と視察を行った。
現地では、八代市の保育協会と保育園連盟の役員らから、市内に53園ある保育園の被害状況や園児、職員の様子を直接聞き取った。当初は簡易トイレとビニール手袋が必要とされていたが、発災から1週間が経過して現地のニーズが変化。飲み水は確保できたものの、生活用水が不足して食器が洗えず困っているという現状を聞き、紙皿や紙コップなどを追加で調達し、支援を行った。
職員の心のケア痛感
現地を訪問した同会幹事で、わおわお仲町台保育園=都筑区=の戸田雄介園長は「災害の状況や時間の経過とともに必要物資が変わることが分かった。また、日頃から地域同士がつながり直接支援ができる関係性を構築することや、園児や職員に対する心のケアの重要性も痛感した」と振り返る。「特に現場の保育士たちは、子どもたちのこととなると自分の状況を顧みずに『大丈夫』と頑張ってしまいがち」だという。「被災地の状況を実際に見たことで、自分ごととして置き換えてみることができた。今回の経験を生かして、横浜の保育園でも災害対策の強化に努めていきたい」と語った。
同会ではこうした現地の状況と課題を踏まえ、10月に「園での防災教育・避難訓練の見直し」をテーマにした研修を行う予定だという。
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