東山田小学校の3年生が東山田工業団地内の企業を見学する「まち探検」が10月29日、31日に行われ、2日間で130人の児童が参加した。
今年で2回目の開催となったまち探検。小学校から徒歩10分程度の場所にありながら子どもたちとの接点が少ない工業団地に関心を持ってもらいたいと、団地内で工業用ヒーターなどを取り扱う(株)スリーハイの男澤誠社長がコーディネーター役を務め、企画した。
今回訪れたのは衣類加工を手掛ける(有)動夢計画と機械の輸入販売を行うガデリウス・インダストリー(株)の2社。31日に見学したガデリウス・インダストリー(株)では、従業員が会社の説明と化粧品などのチューブを製造する機械を紹介。実際に製品が出来上がるまでの製造工程も披露した。質疑応答の時間には、「ここで働いている人は何人いますか」「扱っている機械は何種類ありますか」など、活発な意見が飛び交った。見学を終えた児童のひとりは「いっぱい知らないことを聞くことができてとてもためになりました。機械のことも興味があるので、将来を考える上で参考にしたいです」と笑顔を見せた。
引率した男澤さんは「学校と一緒に地域で子どもたちを育てたい、工業団地に遊びに来られるような場所も作ってみたいと思っています。今回のような経験を通じて子どもたちの未来の可能性を広げるお手伝いができたら」と話した。
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