在校生の保護者らが中心となり、牛久保小学校(酒井浩明校長)校内で10年前から紙人形劇を上演している団体がある。
「劇団モーモー」は校内で読み聞かせをするボランティアグループから派生して設立。毎年12月末に休み時間を利用して行う公演に向け、絵本選びから人形作り、演技や音響まで全てを約20人のメンバーで行う。小道具にハンガーや包装紙などの日用品が使用されていたり、自宅にあるおもちゃの楽器で効果音を奏でるなど、主婦目線で作られる舞台は児童からも好評だ。
昨年末は「きんいろのしか」を上演。児童は精巧な人形や音楽に目を輝かせて見入っていた。劇団は今年10周年を迎える。節目を前に、創設時から携わる小松原佳子さん(50)と鈴木宏美さん(49)は「過去の作品の再演も考えています」と意気込んだ。
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