約40kgを収集
市立早渕中学校(森健太郎校長)の3年生が2月21日、同校周辺のごみを拾う清掃活動を実施した。
日頃利用する通学路などを掃除し、周辺地域へ恩返ししようと卒業間近の生徒、約200人(5クラス)が各グループに分かれ汗を流した。生徒は、午前10時頃から早渕、新栄町、勝田町の学校周辺のほか、茅ケ崎東、仲町台駅周辺、新吉田町へも足を運び、ごみを拾うトングを片手に燃えるごみやビン、缶などの落ちているごみを分別しながらビニール袋に入れていった。
早淵川周辺で清掃活動を行った浦山美優さんは「普段何気なく歩いていると気づかないけど探してみるとさまざまなごみがあった。もっとごみを減らしたい」と話し、大島奈夕さんは「ごみは少ないと思っていたけど、探してみると意外とある。たばこの吸い殻やペットボトルが多い気がする」と語った。
各方面で活動した生徒は約1時間後に学校へ戻った。燃えるごみ約24・8kg、缶・金属約8・5kg、ペットボトル約2・7kg、ビン約2・5kgなど約40kgを収集。
PTAが炊き出し
生徒が活動している間、同校の調理室ではPTA役員とボランティア、11人が約200人分の炊き出しの準備を行っていた。
大根やニンジン、豆腐などに加え、鶏肉が入った「鶏汁」を生徒に振る舞うために生徒の母親らが集結。仕上げのもちをひと口サイズにする作業に追われていた。
同校PTA会長の池雅子さんは「子どもたちにお疲れ様の感謝を込めて作りました」と笑顔を見せた。
清掃後、帰り支度の済んだ生徒は温かい鶏汁を手にすると「美味しい、美味しい」「温かい」とほおばっていた=写真。
都筑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>