神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2017年5月4日 エリアトップへ

4年ぶりの市内長期公演を行う四季株式会社(劇団四季)の代表取締役社長を務める 吉田 智誉樹(ちよき)さん 南区在住 52歳

公開:2017年5月4日

  • LINE
  • hatena

前向きになれる演劇を

 ○…劇団四季初となる「オペラ座の怪人」の横浜公演を8月まで開催する。横浜での長期公演は「キャッツ」以来約4年ぶり。「1983年に都内から青葉区に移って以来、横浜は劇団四季の本拠地。一度観に来られた人が繰り返し来られるような良い舞台を創りたい」と笑顔で語った。

 ○…南区の出身。横浜緑ケ丘高校に進学し、学校の最寄り・山手駅で小学生の頃仲良くしていた”兄貴分”の先輩に勧誘され、演劇部に所属する。それまで演劇経験がなく、初めは恥ずかしさがあったが、本番に向け大勢の人が集中する姿に魅かれた。「人生を決定づけた3年間だった」と当時を振り返る。高校2年時に劇団四季の公演を観劇した際、創設者の一人で前社長の浅利慶太さんと居合わす不思議な縁もあった。「浅利さんは全然覚えていませんでしたけど」と苦笑い。

 ○…慶應義塾大学を卒業後、エンターテイメントとしての演劇発展の可能性を感じ劇団四季へ。「チケットを売ることが仕事の最終地点」という劇団の方針のもと、営業からキャリアをスタートさせた。その後は札幌から福岡まで全国各地で主に広報宣伝関連を担い、14年から現職を務める。一番の思い出は92年に北京や長春など中国4都市でミュージカル「李香蘭」の公演に携わったこと。日本人でありながら、中国人女優として日中の戦中戦後を生きた女性の波乱の生涯を描いた作品を、当時の中国で上演するのはとても緊張したと振り返る。それでも公演は成功をおさめ、演劇を通した文化交流の可能性を確信したという。

 ○…「演劇は社会が豊かであるからこそ成り立つのであり、その恩恵を忘れてはならない」という劇団の教えを大切にする。今後は作品の創作体制を整え、劇団の外部とも積極的に協力していきたいと話す。「作品を観た人が『また明日から仕事を頑張ろう』と前向きになれるようなものを創りたい」と意気込んだ。
 

都筑区版の人物風土記最新6

鹽野 佐和子さん

4月21日に能登応援イベントを行うTHE RABBITS’ BASE代表の

鹽野 佐和子さん

都筑区在勤 60歳

4月18日

岡本 景虎さん

レスリングアジア選手権に日本代表として出場する

岡本 景虎さん

池辺町在勤 23歳

4月11日

下山 幸男さん

都筑警察署第19代署長に就任した

下山 幸男さん

都筑区在勤 57歳

4月4日

山崎 佳之さん

えだきん商店会の桜のライトアップを手掛けた

山崎 佳之さん

荏田東在住 45歳

3月28日

岩佐 眞美さん

第2回「横浜中欧フェス」の実行委員長を務める

岩佐 眞美さん

都筑区在勤 60歳

3月21日

木村 紘大さん

3月10日まで行われた「古民家アートカフェ」を主催したアース@つづき代表

木村 紘大さん

牛久保東在住 36歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook