荏田南小学校(狩谷浩史校長)で10月17日、3年生78人を対象とした「いちば食育出前授業」が開催された。横浜市内のシェフやパティシエなどで構成されるNPO法人横浜ガストロノミ協議会と横浜市場活性化協議会が主催。
子どもに食への興味関心を高めてもらうことなどを目的に実施された食育授業。
当日はガストロノミ協議会のメンバー10人が参加。牛久保にあるイオスガーデンの中塩義明料理長らが、タマネギのみじん切りやスライス、ニンジンを鳥の形に飾り切りするプロの技を披露すると、児童は「すごすぎる」「芸術だ」などと興奮気味に拍手を送った。
またデモンストレーションとして、シェ・フルール横濱(西区)の飯笹光男総料理長が、横浜で採れたルッコラなどの野菜と、はまぽーくを使った「ミラノ風カツレツ」の作り方を実演。素早い包丁さばきを子どもは固唾をのんで見守った。
その後、児童は各グループに分かれてシェフたちの指導を受けながら、肉を焼いたりきれいに盛り付けするなど、悪戦苦闘しながら調理に挑戦。
最後は参加者全員で児童が作ったカツレツを食べて交流し、シェフから白くて長いコック帽が児童に贈呈された。
中塩料理長は「子どもたちに今日の日を忘れないでほしい。この中から未来の腕利きシェフが誕生してくれたらうれしい」と話した。
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