窓が開かないグリーンラインのコロナ対策 常時換気するため改修工事へ 横浜市会議員 くさま 剛
多くの都筑区民が通勤通学に利用する市営地下鉄。緊急事態宣言が解除された後は、また多くの皆さんに乗車いただいていますが、新型コロナウイルス感染症対策として、職員のマスク着用はもちろん、【1】車両のつり革や手すり、ドア等の定期的な消毒【2】駅構内券売機や駅務機器、エスカレーター・階段の手すり、エレベーターのボタン・手すりの定期的な消毒などをしています。
また、ブルーラインは車内換気のため一部窓開けを実施し、窓が開かないグリーンラインは、混雑する日吉本町から日吉駅間、また東山田からセンター北駅間で、空調装置での強制換気を行い、約90秒で車両の空気を一斉に入れ換えています。
グリーンラインは窓が開かないため、強制換気の取組みを知らず、不安に思う区民の方も多く、交通局にも私の事務所にも多数の問い合わせを頂いていました。また、今の強制換気装置は、あくまで万が⼀の停電などに備えた蓄電池によって作動する緊急用の装置であり、常時換気を想定していないものです。今回発表された9月補正予算では、グリーンラインでも常時換気できるように、全ての車両に1カ所ずつ装備されている換気装置合計68機の改修予算(1億3800万円)が計上され、予算可決後は運行に支障がないように、リンク改修を行っていきます。インフルエンザの流行期も控え、窓が開かないグリーンラインでも常時換気がされることで、利用者の皆さんには少しでも安心頂きたいと思います。また、グリーンラインについては6両化の工事(夜間)も10月には開始される見込みです。
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