センター南駅バスロータリー周辺で活動する都筑区初のハマロード・サポーター「やってみよう」が昨年、17年の活動に幕を閉じた。8日、これまでの活動に対し中野創区長から感謝状が贈られ、山崎昭子代表(79)は「楽しい時間だった。ここでの繋がりを大切にしていく」と話した。
1998年に区役所が主催した生涯学級に参加したメンバーが地域をよく知り、仲間を作り、地域のよりよい発展に貢献することを目的に「やってみよう」を2001年に設立。センター南駅バスロータリー周辺およそ450mの除草や清掃活動を月に1度、17年にわたり継続させてきた。
2003年度に都筑区内で初となるハマロード・サポーターに認定され、18年度国土交通大臣表彰も受賞した。中野区長は「都筑区の玄関口であるセンター南駅が長年綺麗にされていたのは皆さんの活動のおかげだ」と感謝を述べた。
センター南駅周辺だけでなく、茅ヶ崎公園自然生態園での清掃活動など、地域での美化活動を広く行ってきた。山崎代表は「みんなで和気あいあいと活動ができていた。熱心に取り組めたから長年続いたのかな」と笑顔を見せた。山崎さんの夫に誘われ活動に参加したという齋藤義彦さん(85)は「戦争中福島に疎開していた時の草刈りの技術が役に立った」と振り返った。
約20人のメンバーが仲町台や東山田など区内様々な場所から集まり活動を行ってきた。団体設立から時間が経ち、平均年齢は80歳以上に。メンバーの高齢化や新型コロナウイルス感染症の影響で昨年の10月12日に活動を終了させた。山崎代表は「時代の流れには逆らえない、活動は終わっても”個”にならないようにみんなで集まれる機会を持てれば」と話した。
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