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都筑区 文化

公開日:2022.10.20

市の最高顕彰
横浜文化賞に4人1団体
1団体1人に奨励賞も

 第71回「横浜文化賞」の受賞者が4人1団体にこのほど決定した。また、今後の活躍が期待される個人や団体に贈られる奨励賞には1団体1人が選ばれた。

 11月2日には、リニューアルオープンしたばかりの横浜みなとみらいホール(小ホール)で贈呈式および記念コンサートが開かれる。

 横浜文化賞は芸術・学術・教育・社会福祉・医療・産業・スポーツ振興などの文化の発展に尽力し、その功績が顕著な個人や団体を表彰する横浜市の最高顕彰。8日8日に開かれた選考委員会(委員長・近藤誠一市芸術文化振興財団理事長)において今年度の受賞者が選ばれた。受賞者は以下の通り。

【文化・芸術部門】芸術分野▽梅若紀彰(うめわかきしょう)(65)・能楽師/文化分野▽蒲田敏子(かつきたとしこ)(101)・鎌倉彫師範、NPO法人BankART1929(ばんかーといちきゅうにいきゅう)(2004年設立)・アートNPO【社会貢献・スポーツ部門】まちづくり分野▽高橋伸昌(たかはしのぶまさ)(63)・横浜中華街発展会協同組合理事長/産業分野▽藤木久三(ふじきひさかず)(81)・(株)ありあけ代表取締役会長

【文化・芸術奨励賞】文化分野▽(株)オンデザインパートナーズ(03年設立)・一級建築士事務所/芸術分野▽挾間美帆(はざまみほ)(35)・ジャズ作曲家(いずれも敬称略)

 梅若氏は、古典はもとより新作能にも積極的に取り組み、海外公演にも数多く参加するなど、能楽界の第一線で幅広く活躍するシテ方観世流能楽師だ。

 高橋氏は約400店舗が加盟する横浜中華街発展会の理事長を務めて5年目、中華街の発展に汗を流す。”ブタまん”で知られる江戸清の代表取締役社長も務める。

 藤木氏は横浜を代表する銘菓「ハーバー」の商標権を引き継ぎ、有志らと「ハーバー復活実行委員会」を発足。2001年についに銘菓を復活させた。

 BankART1929は市内の歴史的建造物、臨海部の倉庫などの遊休空間をアーティストの創作・発表・滞在場所として文化芸術に活用し、街の魅力や活力を生み出す活動が国内外から高く評価されている。

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