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公開日:2023.06.01

茅ケ崎公園愛護会
活動称え国交大臣表彰
植物調査や地域との連携も

  • 小中高生ボランティアとアジサイを剪定/同愛護会提供

 区内茅ケ崎公園で活動する茅ケ崎公園愛護会(木村林次郎会長)がこのほど、第34回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞した。表彰式は6月3日(土)、福岡県で開催される。

 同表彰は、花と緑の愛護に顕著な功績のある民間団体を称えるもの。今回は全国88団体、横浜市内からは茅ケ崎公園愛護会を含む5団体が選出された。

 同会は2003年に発足し現在は約25人が所属。「見通しと風通しのよい、安全で明るい公園づくり」を目指し、毎月第1・第3日曜日に活動している。

 活動場所となる茅ケ崎公園は港北ニュータウンが作られた際に、もともとの地形や樹木を活用し作られたという。約9万5千平方メートルの敷地内には、自然生態園や都筑プールもある。

 以前は定例活動に加え、活動日以外にも会員が日常的に清掃や見回り活動などを実施していたが、新型コロナの影響で集団での活動は一時休止に。個人活動に切り替えていた。「最近、定例活動を再開したが、コロナ以前より参加率が下がってしまった」と木村会長は残念そうに話す。

 樹木の手入れや竹林整備に加え、季節ごとに行う植物調査も実施している。「人の手があまり入っていない公園で、絶滅危惧種は6種あるんです」と木村会長。また、春にはタケノコ堀り、夏は竹を使った流しそうめん、秋は落ち葉で焼き芋など、地域住民らと連携も実践している。

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