都筑区 文化
公開日:2024.02.15
川和台在住岩﨑さん
ナイフ1本で繊細なデザイン
コロナ禍でハマったカービング
ナイフでフルーツや野菜に繊細な彫刻を施すフルーツカービング。もともとタイ王室の伝統工芸だという。「タイでは日本の書道のような感覚。小学校でカービングの授業があるそうです」と話すのは川和台在住の岩﨑広美さん=写真右下。カービング教室を主宰し、イベントで実演やワークショップなども行っている。
岩﨑さんがカービングを始めたのはコロナ禍が始まったころ。「冷蔵庫に黒くなったバナナがあって、つまようじで顔を描いてみたんです。周りに評判がよくって」。そこから連想し、どこかで見たスイカカービングを思い出した。
早速、初心者用のナイフをネットで購入し、YouTubeなどを見ながら独学で技を磨くこと1年半。さらに我流では分からないこともあると、教室に通い本格的に学ぶようになった。「初めての趣味で、初めてハマりました」と笑顔をみせる。
ナイフ1本で華麗な花や繊細で幾何学的なデザインを石けんやフルーツに刻む岩﨑さん。わずか2時間ほどで美しいレリーフが浮かびあがる。「デザインが無限大で、出来上がった時の達成感が良いんです」とその魅力を話す。
飾った後は、フルーツや野菜は食べ、石けんは使うことができる。「無駄になることはないし、お祝いごとやプレゼントに喜ばれます」。難しいと思われがちなカービングだが、岩﨑さん曰く「段階を踏めば誰でもできる」ときっぱり。「ぜひ皆さんにこの楽しみを知っていただきたい」と話した。
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