「未来へつなぐつづきゆめ駅伝」の実行委員長を務めた 大隅 めぐみさん 茅ケ崎東在住 49歳
駅伝で広げる交流の輪
○…PTAの元会長ら16人で成る実行委員会の長を務める。駅伝発足から8年。「ようやく運営にも慣れてきた」と笑う。「毎回、仲間やたくさんの方に協力していただいて開催できています」と謙虚な姿勢を崩さない。大会を行う中で立てた目標「子どもたちに楽しんでもらうこと」を胸に大会継続を誓う。
○…開催のきっかけは、19年続いていた「都筑区民きずな駅伝」が打ち切りになったこと。「子どもが楽しんだり、交流できる場を無くすわけにはいかない」と、当時PTAで関係があった茅ケ崎台小の校長に声をかけた。校長は快諾し、「せっかくやるなら大きく」と区のPTA連絡協議会を通して各学校に呼びかけ。準備期間は2カ月しかなかったが92チーム約400人が参加し、大成功に終わった。「『ケガ人がでたら』とか不安で震えることもあったけど、大きなトラブルもなく無事に開催できたのが嬉しかった」と笑顔で振り返る。
○…幼少期から大学生まで音楽一筋で陸上とは無縁の生活を送ってきた。中学生の頃に習っていたピアノを、今でもストレス解消に弾く。都筑区に住んで23年。「友人にも胸を張っておすすめできるいい街」と話す。たまの休日には、横浜ビー・コルセアーズの試合を観戦したり、区内の行きつけの飲食店で舌鼓を打つ。「ここから交流の輪が広がることも多いんです」
○…「『楽しかった』『次回も参加したい』という声を聞くと来年も頑張る気持ちがわいてくる」と前向きだ。再来年10回目を迎える駅伝に向け、「より多くの子どもたちの参加を」と意気込む。「たくさんの人に助けられてきたから」。その支えに応えるため、これからも子どもたちの笑顔を育んでいく。
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