意見広告・議会報告
意見広告 「逆・介護保険」で次世代へ再投資 日本維新の会 衆議院神奈川19区支部長 そえだ勝
「逆・介護保険」とは
少子高齢化に伴う社会保障費の増加が懸念されていますが、財源を生み出す可能性を秘めているのが、私が提唱している「逆・介護保険」(左記マンガ参照)です。現状の介護保険は「ヘルパーにとっては、高齢者の介護状態を悪化させるほど、報酬が増える。反対にヘルパーが頑張って良質介護をし、状態を改善させると、報酬が減る」という現実があります。この矛盾を逆転させるから、逆介護保険。「要介護度や心身状態改善に対して、成果報酬を付与」。つまり状態改善への報酬増であり、今の介護保険とは逆の発想の仕組みです。
川崎では、「逆・介護保険」を導入した結果、事業に参加された方の要介護度改善率が、全国平均の約2倍をはるかに超える「日本一」の成果が出ました。さらに、要介護度が悪化した人の比率についても、全国平均を下回るなど、1人あたり約5万円の介護給付費の削減につながりました。
全国導入の場合約3380億円
社会保障財政の専門家にこのほど、全国展開した場合の財政効果を試算していただきました。全国の要介護認定者は、約689・9万人です。逆介護保険の導入を全国に拡大した場合、約3380億円の財源を生み出す可能性があるとの試算となりました。これを介護保険改正につなげることにより、多くの財源ねん出が実現でき、子育て・教育へも回すことができます。
3380億円というお金については、単純に考えて、「逆・介護保険」3周期続けることができれば、生み出される財源は1兆円を超えることになります。1兆円という額は、岸田前首相が防衛増税のために必要な財源と同じです。また、前首相が子ども子育て支援金ねん出のために医療保険料を上げようとした額とも同じです。
財政に責任ある政治を
多額の必要費用について、「逆・介護保険」が全国展開できれば、それが生み出される可能性があると言えます。私は、財政に責任ある政策を推し進めていきたいと思います。コロナ禍が落ち着いたと思ったら、物価高の現在、市民・県民・国民の皆さんへの負担ありきでなく、また借金ありきでもなく、私は財源を見つけることに主眼を置いた政治家でありたいと思っています。
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