神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2024年11月27日 エリアトップへ

「特別市」の必要性、山中市長が市民に力説 原日出子さん招いてシンポジウム

社会

公開:2024年11月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
特別市について説明する山中市長(左から2人目)
特別市について説明する山中市長(左から2人目)

 横浜市が実現を目指す「特別市」のシンポジウムが11月23日、港南区民文化センター「ひまわりの郷」で行われ、約250人の市民が参加した。

 特別市は、市が県の区域外となり、原則として県の仕事を担い、権限や財源を市に一本化する制度。横浜市は実現することで、二重行政解消による無駄の削減やきめ細かい行政サービスが提供できると主張している。実現には法制化が必要で、他の政令市とともに実現を目指している。

二重行政解消で市民にメリット

 シンポジウムは市民に制度を知ってもらおうと市が企画した。前半は自治制度に詳しい一橋大学教授の辻琢也さんが講演。現在は県が幼稚園、市が保育所を管轄している状況を挙げ、「特別市になれば、業務を市が全て行うようになり、窓口が一本化されてより便利になる」などとメリットを説明した。

 後半は俳優の原日出子さんと山中竹春市長、辻さんが座談会を行った。山中市長は、交通安全対策に関する「スクールゾーン」の標識やガードレールなどは市、「一時停止」の標識や横断歩道、信号機などの規制に関係するものは県(警察)の所管になっている二重行政の例を示し、「市民からすれば、一本化してほしいというのが当然」と述べた。

 原さんは「今まで特別市について知らなかったが、市民の未来を考える上で、特別市になる選択肢があるのは良いこと」と語った。山中市長は特別市になることのデメリットについて「基本的には生じないと考えている」とし、「横浜市が成長し、周辺自治体も成長を享受してもらうことが可能になる」と必要性を力説した。

都筑区版のローカルニュース最新6

短冊に願い事を

短冊に願い事を

民家園で七夕まつり

6月20日

朗読コンテスト参加者募集

小学生から応募可能

朗読コンテスト参加者募集

締め切りは6月30日

6月19日

準工業地域を見学

山田小学校3年

準工業地域を見学

スリーハイ、C&Dが協力

6月19日

国際電話詐欺に注意

国際電話詐欺に注意

着信設定で対策を

6月19日

会社経営・福山氏 出馬へ

横浜市長選

会社経営・福山氏 出馬へ

36歳、ビジネス教育訴える

6月19日

歌って誤えん予防

歌って誤えん予防

7月31日 都田地区セン

6月19日

小学生と関わる仕事をしてみませんか?

小学校内及び民間施設等の職場で、放課後の子どもたちの学習支援や遊びを行います。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/hokago/houkago-jinzai.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 災害に備える

    〜医療・介護の視点から〜

    災害に備える

    ■ケアネットつづき訪問介護部会

    6月19日

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook