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未来の風景を今日から育てる 株式会社 牧野造園牧野幸太 代表取締役社長
「地球沸騰化」とまで言われる気候変動問題。緑地管理を専門とする株式会社牧野造園の牧野幸太社長は、「土を守り、植物を育む」という使命のもと、その思いを”未来を創る次世代”へ伝えようと、自らができる事に専念している。
牧野社長は、植物の生命にとって不可欠な「土壌の健康回復」に力点を置く。「健康な土壌がなければ、どんなに美しく設計された景観も繁栄することはできない。有機物、栄養分、有益な微生物に富んだ健康な土壌は、植物が水分や栄養素を効率的に吸収できる強力な根系を支え、植物はたくましく、力強く成長する」と語る。
実際にみずから竹林を間伐し、竹炭を作り、土壌の改良資材として利用する取り組みなどを継続して行う牧野社長。竹炭を混ぜた土壌は「保水力が高まり、微生物も発生しやすい」と手応えを感じている。
緑の｢かかりつけ医｣
緑地は「周囲を美しくすると同時に、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすなど、心身の健康に良い影響を与える」もの。公園など公共の緑地はもちろん、個人の庭やマンションの植栽なども同じ。ただし植物も生き物。日頃の手入れと備えが肝心だ。同社には樹木医をはじめ、さまざまな資格を持つスタッフが在籍。身近な緑の｢かかりつけ医」として多くの施設管理者から、厚い信頼を得ている。
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