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都筑区 意見広告

公開日:2025.07.24

事件を風化させることなく、「ともに生きる社会」をめざす。
神奈川県議会議員 しきだ博昭 

  • JR桜木町駅前での啓発活動

 あの凄惨な事件から9年の月日が経とうとしています。

 2016年7月26日、県立障害者支援施設「津久井やまゆり園」において、19名もの尊い命が突如として奪われ、27名もの方々が負傷するといった痛ましい事件が発生しました。

 改めて、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。

 この事件は、犯人の障害者に対する差別的思考や偏見といった誤った考え方により引き起こされた戦後最悪の事件として社会に大きな衝撃を与えるとともに、犯人が同施設の元職員であったことは、入所者やご家族、障害当事者に計り知れない不安と動揺が広がりました。

 我々県議会は、県当局と協同し事件を決して風化させることなく、また、障害者に対するあらゆる差別や偏見を根絶し、一人ひとりの命と個性、人格が尊重され、誰もが自分らしく暮らすことのできる社会を実現していく決意を内外に示すため、「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、今なお、その理念の普及に努めています。

 去る6月26日には、JR桜木町駅前で、県会議員有志の参加のもと、「ともに生きる社会かながわ憲章」のチラシの配布活動を実施しました。

 あの事件から9年を迎えるにあたり、今年も7月26日に「津久井やまゆり園事件追悼式」が執り行われます。

 月日の経過とともに、事件の風化が危惧される中、改めて、私たち一人ひとりが、静かに「この日」を迎え、犠牲者への追悼の祈りを捧げるとともに、障害者差別の根絶を誓い合いたいと思います。

 引き続き、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の旗を高く掲げ、これからも事件を風化させることなく、真の共生社会の実現に向け、最善を尽くす決意を新たにしています。

敷田博昭

横浜市都筑区中川中央1-7-5-201

TEL:045-914-6588
TEL:045-914-6587

http://www.shikida-hiroaki.com

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