都筑区 社会
公開日:2026.01.29
保護司会・更生保護女性会
研修会で麻薬情勢学ぶ
海外事例知る専門家招へい
都筑保護司会と都筑区更生保護女性会は1月23日、かけはし都筑で合同研修会を開催した。
犯罪や非行のない明るい地域社会を目指し、更生保護活動に尽力する両会。研修会には神奈川県警親会 港北・都筑支部長の川野邊寛さんを講師に招き、「麻薬関係国際情勢と撲滅のための国際協力」をテーマに講話が行われた。
川野邊さんは1985年から88年にかけて、神奈川県警から警察庁へ、さらに外務省へと「ダブル」出向し、在タイ日本大使館政務班の外交官として勤務。タイの国内情勢や治安情報の収集をはじめ、警察駐在官として外事や日本赤軍派の海外逃亡犯の追跡、麻薬関係の調査など、多岐に渡る業務に携わっていた。川野邊さんはタイの麻薬情勢や生産防止、取り締まり方法など、実体験を交え紹介。「麻薬は依存性が高く、中毒になってしまうと社会復帰が難しくなる。これは海外でも共通していること」と問題の深刻性を訴えた。講演を通じて川野邊さんは「海外の麻薬情勢を知り、活動の糧にしてもらえれば」と期待を込めた。
都筑保護司会の高橋満会長は「我々には想像もできない川野邊さんの経験談を聞き、知見を広め、今後の活動の参考にしていきたい」と話した。都筑更生保護女性会の澤由美子会長は「このような研修会を開催できることは、あたりまえでなく幸せなこと。普段は聞くことができない話から学びを得る貴重な時間」と感謝を述べた。
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