都筑区 社会
公開日:2026.04.09
簡単にアンチエイジングしたい ハーモニカに思わぬ効果
人生100年時代。元気な「プラチナ世代」にとっても「アインチエイジング」は、気になるところ。運動器具やサプリメント、美容家電などさまざまな新しいアイテムが登場する中、「ハーモニカは簡単でコスパが良い健康楽器」と勧めるのが、ハーモニカ奏者の安田倫さん=青葉区在住。安田さんは自らアンチエイジングハーモニカ研究所を立ち上げ、ハーモニカの健康効果を検証する活動を続けている。3月28日には、音楽と健康をテーマにしたイベント「アンチエイジングハーモニカのすゝめ」を横浜市歴史博物館講堂=都筑区=で開催した。
吹いて健康科学で証明
イベントに先立ち、同研究所では呼吸と健康の因果関係を調査するため、高齢者男女20人(男性8人、女性12人/平均年齢69歳、最高齢85歳)を被験者に、半年間ハーモニカのレッスンを実施。レッスン開始前後にスパイロメータによる呼吸機能検査で、肺活量や一秒率(深く息を吸い込んだ空気の量のうち、最初の1秒間で一気に吐き出せる空気の量の割合)などの変化を調査した。
イベントは3部構成で約170人が参加した。
第1部では呼吸生理学の権威である昭和医科大学の本間生夫名誉教授と循環器領域の専門家であるビューティ&ウェルネス専門職大学の南沢享教授が「呼吸と健康」をテーマに講演した。
講演では呼吸について「意識的に調節できる唯一の内臓機能」で腹式呼吸の重要性や加齢に伴い吸う力も吐く力も低下することなどが紹介された。本間教授は「ハーモニカを吹く際に必要な深く、意識的な呼吸が、口の周りの筋肉だけでなく内的な情動にも影響がある」と指摘。「ハーモニカは呼吸で心を表象する」と語った。
また南沢教授は肺活量や一秒率のデータを基にハーモニカの特性として「吸う力と吐く力両方のトレーニングになる」「単純なトレーニングに比べ継続しやすい」などを挙げ、「生き生きと演奏することで美容にも良いのでは」と考察。データによって裏付けられたハーモニカの有効性に、参加者は熱心に耳を傾けていた。
第2部では実証実験の被験者とハーモニカ奏者の安田さんらによるコンサートが開かれた。被験者らは『横浜市歌』や『オブラディ・オブラダ』などを演奏。「ハーモニカは長く吹くロングトーンが魅力の一つ」と安田さんの紹介の後、『エーデルワイス』を披露し、会場から大きな拍手が沸き起こった。
被験者として半年間ハーモニカを練習した60代の女性は「音楽に対する意識の変化や新しいことに挑戦する楽しさも再確認できた。充実したプロジェクトでした」と健康効果に加え、心身の変化を実感していた。
ピックアップ
意見広告・議会報告
都筑区 ローカルニュースの新着記事
コラム
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












