硬式少年野球チーム「旭リトルリーグ」=写真=が、8月17日(金)から北海道で開催される全国選抜リトルリーグ野球大会に出場する。27年ぶり2回目の出場で、神奈川の代表として優勝を目指す。
全国選抜大会には、全国各地の連盟大会を勝ち抜いた16チームが参加。旭リトルは6月から7月にかけて行われた神奈川連盟大会で優勝したことで、神奈川代表として出場する。
神奈川大会は「初戦がいきなりヤマ場だった」と振り返る島田貴之監督。二宮大磯が相手となった初戦は、4回まで0対3と相手にリードされる苦しい展開だった。しかし、5回に宮腰蓮君の3ランホームランで一気に3対3の同点。その後延長へ突入したが、最終的には6対3で旭リトルが勝利した。主将の寺前甲陽君は「ここで勝てたことは大きかった。勢いがついたと思う」と振り返る。
勢いに乗った旭リトルは2回戦で横浜東、準決勝で逗子を順調に退け、決勝で戸塚と対戦した。体格の大きな選手が多い戸塚に対し、旭リトルはエースの島田誠也君が相手打線を抑えて完投。最終的には6対2で勝ち、優勝を果たした。島田君は「気持ちを入れて投げられた。一本ホームランを打たれてしまったけど、仲間が打ってくれたから投げ切れた」と話す。
「優勝が目標」
旭リトルには現在、小学6年生7人、中学1年生7人の計14人が所属。2016年には世界大会へつながる全日本大会へ33年ぶりに出場するなど、近年は県外の舞台でも活躍している。
27年ぶりの出場となる全国選抜へ向けて「一試合ずつ旭らしく、声を出して思い切りやっていきたい」と寺前君。島田監督は「優勝が目標。子どもたちがいつも通りの力を発揮できるようにして全国へ臨みたい」と意気込んでいる。
全国選抜大会は北海道石狩市で開催。旭リトルは初戦で神戸北(関西連盟)と対戦する。
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