相鉄線・二俣川駅にこのほど、ホームドアが設置され、2月28日(日)から3・4番線上りホーム(横浜方面)での運用が始まる。1・2番線の下りホーム(海老名・湘南台方面)ではすでに1月末から始まっており、これで上下線そろっての運用となる。
ホームドアは駅ホームの安全性向上を目的に、鉄道各社が横浜市内の駅でも以前から設置を進めてきた。相模鉄道(株)では1日平均乗降人員が10万人以上の駅や主要駅から整備が進められ、2017年に横浜駅、19年には羽沢横浜国大駅に設置。今回の二俣川駅は3駅目の設置となる。
周辺環境踏まえ
二俣川駅の1日平均乗降人員は、相鉄線で4番目に多い8万2602人(19年度時点)。周辺には「神奈川県警察運転免許センター」や、視覚障害者を支援する総合福祉施設の「神奈川県ライトセンター」があることで、視覚障害者を含めて多くの人が利用することから同社では早期の設置を目指して整備を進めてきた。
二俣川駅での運用開始に対して旭区視覚障害者福祉協会の渡辺勢次会長は「ライトセンターもあって二俣川は視覚障害者にとって主要な駅。整備してもらい助かる人も多いのでは」と話した。
同社ではさらに、今年3月末までに大和駅と湘南台駅にホームドアを設置予定。その後は相鉄線全駅での整備に向け、検討を進めていくという。
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