旭区・瀬谷区 トップニュース社会
公開日:2022.03.17
若葉台・左近山団地
人口減少 魅力で食い止め
冊子作成し活動を紹介
旭区はこのほど、区内の大規模団地で行われている、まちづくりの活動や取り組みを紹介するプロモーション冊子を作成した。団地や近隣の住民らに、活動などを理解してもらうことで、活動する担い手を増やし、さらにまちの魅力を向上させることが目的。
冊子づくりは「SDGs未来都市の実現に向けた大規模団地再生事業」の一環として、若葉台団地と左近山団地を対象に行われた。
冊子にはそれぞれの団地で取り組んできた活動が紹介され、若葉台団地は「子育て世代が輝くまちづくり」、左近山団地は「大学生を中心に取り組んだ活動」をテーマに編集されている。
そのほか共通して、「地域人口の現状分析、予測、安定化シナリオ」が掲載され、今後の人口推移を予見する。それによると、20年後には人口減少がすすみ現在に比べ半減するという。さらに20年後の2061年には現在に比べ4分の1になると予測する。
人口減少を食い止めるために、地域人口の1%程度を定住増加させる"1%戦略"を掲載。1年当たり30〜40世帯が団地に定住することで、持続可能な地域社会が実現するという。さらに小学生人口も安定的に推移すると見込む。
冊子作成を担当した区政推進課によると、これまでは、団地内の世帯数は変わらず人口だけ減少していたが、今後は高齢化などにより世帯が減少し空き家が発生するようになるという。同課は「空き家に若者、子育て世代に入居してもらうことで、空き家問題を解決し、人口減少を抑えることで持続可能な地域社会を構築できるはず」とする。
今回の冊子発行は、地域住民による地域活動の再認識が目的。地元で行われている活動を住民が理解・応援し、その担い手が増えることでまちの魅力をさらに向上できる一助になればと担当課。
冊子はB5判8ページで、各1000部印刷した。若葉台まちづくりセンターや、カフェほっとさこんやま、区担当課で入手できる。
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