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公開日:2023.03.16

鴨居上飯田線さちが丘〜二俣川駅
3月28日、開通へ
混雑解消に期待

  • 開通に向け工事が進む二俣川駅南口付近=3月8日撮影

 二俣川駅南口周辺で工事が進む都市計画道路「鴨居上飯田線」(本宿・二俣川地区、さちが丘地区)が、3月28日(火)に開通する。さちが丘方面から二俣川駅へのアクセスが大幅に改善され、周辺の混雑緩和が期待される。

 「鴨居上飯田線」は都筑区池辺町から泉区上飯田町をつなぐ都市計画道路。旭区内では二俣川駅南口周辺の「本宿・二俣川地区」(1270m)と同地区から西側に接続する「さちが丘地区」(360m)で整備が進められている。

 今回開通するのは、二俣川駅南口ロータリー付近の下に新たに造られたトンネルを通る、さちが丘から二俣川駅付近の約990m。道路の標準幅員は18mで本線2車線(片道1車線)と両側に歩道が整備される。開通により、これまでさちが丘方面から二俣川駅に向かう際に住宅街に大きく迂回していたルートが直線で結ばれる。また、生活道路に入り込んでいた通過交通が「鴨居上飯田線」に転換することで、歩行者の安全性向上も期待されている。今後、駅東側でも事業は継続され、完成すると保土ケ谷バイパス(南本宿インターチェンジ)との連絡が強化される。「今の段階では今後の開通時期は未定ですが、順次、事業を進めていく」と横浜市道路局の担当者は話す。

歩き初めも

 道路が開通する28日には、関係者による開通式典が実施される。その後、地域住民らが参加できる歩き初めが行われ、開通前のトンネル内を歩くことができる(午前11時45分から午後0時45分ごろまで)。また、参加者には、数量限定で記念品も用意される。

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