県政報告第103号 ヘルスケア・ニューフロンティア施策推進 神奈川県議会議員 平本さとし
2月17日から平成26年2月補正予算案、27年度予算案審議を中心に開会されていた第1回定例議会が3月13日に閉会となりました。
今定例議会は今春知事選挙が予定されている為、27年度予算は「骨格予算」となります。
今定例議会の中で様々な質疑が行われましたが、私は常任委員会の中で「産廃業者の取り消し処分と県の指導・監督の在り方」について、特別委員会では神奈川議会基本条例で規定されているにも拘らず、実施に向け具体的検討が停滞し、国への積極的な働きかけに欠けている「県民投票」について質疑を致しました。(詳細については後日掲載予定の私のホームページをご覧ください)
平成27年度の様々な県政施策について質疑がされた中で、既に事業化が図られ、実現間近の施策を報告致します。
超高齢化社会を誰もが「健康」で「長生きのできる社会」を目指す神奈川県の新たなプロジェクトは、以下の「最先端医療」「最新の技術」、開発を国から指定を受けた特区制度を活用し具体的事業を進めていくことで、「県内経済の活性化」「雇用の創造」を目指します。
■特区制度促進で「新産業と雇用」の創造!
ライフ・イノベーション国際戦略総合特区
神奈川県、横浜市、川崎市の3団体では、平成23年12月に国に指定された「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」により、京浜臨海部に集積する産業基盤等の地域資源を最大限に活用しつつ、グローバル企業が先導して医薬品・医療機器産業を活性化させ、国際競争力の向上、関連産業や中小企業等への波及効果を引き出し、経済成長とライフイノベーションの実現に向けた取組みを推進しています。
県央地域に「さがみロボット特区」
さがみ縦貫道路沿線地域(相模原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町及び愛川町の10市2町)を対象地域として地域活性化総合特区を活用し、生活支援ロボットの実用化や普及を促進します。こうした取組みにより、高齢社会における介護負担の増加や災害時の捜索など、県民が直面する課題の解決を図ることで、産業面から県民の「いのち」を守り、県民生活の安全・安心の確保及び地域経済の活性化を目指します。
二俣川がんセンター重粒子線治療開始
国内5番目になる「重粒子線ガン治療」が最新医療機器を使い今年12月に開始されます。ガンの位置、大きさや形状に合わせて線量を調節し狙い撃ちできる重粒子線治療とは、線量の集中性が高い、あるいは細胞致死効果の高い重粒子線を使ってがん病巣を集中的に攻撃し、切開せずにがんを治す最先端治療です。手術をしませんので、体にやさしく、早期の社会復帰ができ、QOL(生活の質)を重視した、現代社会の要望に応えた治療法といえます。今後は高額な医療費を如何に抑制できるかが課題となります。
《横浜市施策実現に向け県政からの支援》
※小学3年生までの小児医療費助成実現!
※公立中学校給食の実施!
※区内の高齢者介護施設の充実!
※暮らしの安心・安全確保!
平本さとし県政事務所
【電話】045・304・1500
【FAX】045・304・1234
瀬谷区瀬谷2の52の8
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