男子バレーボールチーム・豊田合成トレフェルサでセッターとして活躍する 内山 正平さん 北新出身 28歳
何より必死に、粘り強く
○…身長183cm。バレーボール選手の中では決して恵まれた体格ではない。「ポジションがセッターに変わった時も、とにかく練習した。必死にやる、それが一番」と負けず嫌いの一面が覗く。現在所属する愛知県の豊田合成トレフェルサは今年3月、Vリーグで初の頂点に輝いた。昨年12月の天皇杯優勝も自信となり、「気負わずいつも通りできた。満足の結果」。笑顔に充実感を滲ませた。
○…サッカー少年がバレーボールに興味を抱いたのは小学4年の頃。母親の「ママさんバレー」に付き添い、「自然とやってみたくなった」。下瀬谷中で男子バレー部に入部するも、既に廃部寸前。周りに声をかけメンバーをかき集めた。「市大会でも全然勝てなかったな」。同じ頃、バレーコーチをしていた父親に連れられ、都内の強豪・東洋高校バレー部の練習を見学。「自分もこんな環境でやりたい。単純に憧れた」
○…東洋高校入学後「すぐ打ちのめされた」と語るほど周りはハイレベル。悔しさを糧に練習に励み、2年でレギュラーを射止めた。多忙な日々を支えたのは、ともに同校バレー部員だった双子の弟。途中からサポート側につき、二人三脚で乗り越えてきた。送迎や食事面を気遣ってくれた両親にも「頭が上がらない。続けられたのは家族のおかげ」と感謝する。大学2年の頃、監督の勧めでセッターへ転向。「苦しい選択だった」。それでも持ち前の粘り強さで技術を習得。「すべての点に自分が絡む。どの点が入っても嬉しい」と新たなバレーの魅力に気付いた。
○…休日は、2歳の娘と遊ぶのが何よりの楽しみだ。「子どもにも見せてあげたいし、体が続く限り頑張りたい」と意気込む。昨今のバレー人気を「底上げを図るにはやりたい人が増えないと」と語り、「今後は小中学生に教える機会を増やしたい。瀬谷でも出来たら」と地元への思いも。選手として、一人のバレー人として、さらなる飛躍を誓った。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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