神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2017年6月15日 エリアトップへ

この春からFMヨコハマの朝の顔として「ちょうどいいラジオ」のDJを務める 光邦(みつくに)さん (本名・宮澤光邦)横浜市在住 40歳

公開:2017年6月15日

  • LINE
  • hatena

人との繋がりおそれずに

 ○…FMヨコハマ(84・7MHz)の朝の番組としてこの春から始まった「ちょうどいいラジオ」。番組名は「横文字が多いFMラジオの番組表の中で、一目で分かるものにしたかった。『ちょうどいい』っていうのも、『JUST FIT』とは違う日本ならではのもの」。紹介するニュースの選定にもこだわり、「世の中には暗い話題が多いけど、朝から気が滅入るようなものは届けたくない。身近なニュースで元気づけられたら」。

 ○…東京都北区出身。山梨県や静岡県のFM局を経て、FMヨコハマでは15年以上に渡って夕方の音楽バラエティー番組を担当。「バッコーン!」という力強い掛け声でリスナーを励ましてきた。「朝の顔」になってからは午前2時半にスタジオ入りし、放送開始の6時直前まで新聞各紙の話題を整理して臨んでいる。「その時点でくたくた。だけど、いつも表情の違う日の出を見られるし、早起きは気持ちがいい」。横浜港を臨むDJブースから、一日のはじまりを届けている。

 ○…「炎上なんてものもあるけど、屈するからそうなる。親や友人のおかげで身についた自分の良心を信じていれば、怖いものなんて何もない」。一方で、DJとして今年で20年になり、年齢や経験を重ねたからこそ言葉を躊躇う場面もある。「曲をかけながら、『なんで今言えなかったのかなぁ』って悔やんだりする。常にアンテナを張っていろんなことを考え、自分の中に蓄積しておくことが大事な『準備』になっている」

 ○…2人の娘と離れ、春から単身赴任生活を始めたのは汽笛の音も届くアパート。自炊やごみ出しも含めて、生活者として横浜を感じている。「東京に住んでいる、というのより自慢になる。横浜は全部あるからずるいよね」。まちではリスナーに声をかけられることも増えた。「核家族からさらに進んで今は『個』の時代。孤立しがちだからこそ、人との繋がりの素晴らしさをラジオで伝えていきたい」

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook