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中屋敷地区センターで11月22日・29日に行われる編みぐるみ教室の講師 糀谷(こうじや) 晴治さん 相沢在住 68歳

掲載号:2017年11月9日号

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自由な発想で自在に創作

 ○…かぎ針編みで作られた動物のぬいぐるみが店頭に並ぶ。「編みぐるみは頭に浮かんだオリジナル。編み図がないから説明が難しい」と笑う。相沢で営む洋品店「日光屋」では度々開いてきた編み物教室だったが、講師として区内で教えるのは初。地区センターから声がかかり実施が決まった。「作り方を間違って覚えている方もいる。基本を身に付けて、応用につなげてもらえたら」。

 〇…山や川に囲まれた、現在の栃木県日光市で生まれ育った。瀬谷区へ来たのは10歳の頃。父親が洋品店を立ち上げたため、家族で引っ越した。「横浜は都会で、周りの友達が皆おしゃれに見えたよ」と振り返る。店頭の商品を畳んだりチラシを配ったりと、子どもの頃から店の手伝いに励んだ。「手先は器用だった」と言い、小学校の工作ではアレンジを加えて提出。「昔から設計図を見て作ることが苦手で、自由にやっていた」と笑顔を見せる。

 〇…20代で店を継ぎ、今年開店58年目を迎えた。90代の母親も現役で衣料品などの修繕を担当。妻も一緒に店を切り盛りする。昔は繁盛していた店も、量販店などの台頭で厳しい状況に。「今はバスで駅前まで楽に行けてしまうから、自然と足が遠のくようになる。時代の変化かな」と噛み締めつつ、「『やめないでね』の声がありがたい」と話す。編み物を始めたのは35歳。常連客からのリクエストが続き、問屋の講習会に参加するなどして一から覚えた。持ち前の器用さで、頭で考えた物は大体形に出来るように。「自分が作った物が売れるのはやっぱり嬉しいね」と声を弾ませる。

 〇…毎朝5Kmのウォーキングは欠かさず、さらに瀬谷から三浦市まで日帰りで長距離を歩くことも。帰宅後、歩いた道を地図に書き込む。「色を塗って、地図を埋めていくのが至福の時」。黙々と歩くことと、手元で編むこと。ともに自分の楽しみとして、大事な時間となっている。

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