神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2018年4月19日 エリアトップへ

瀬谷茶華道協会の代表に就任する 小柴 葉萠(ようほう)さん 区内瀬谷在住 69歳

公開:2018年4月19日

  • LINE
  • hatena

茶華道文化の裾野広げて

 ○…「茶道や華道をより身近に」と2012年に発足し、7年目を迎えた瀬谷茶華道協会。4月27日からは、同会が年2回主催する展示を三ツ境相鉄ライフで開催。日頃いけばなの指導を受け、師と仰ぐ崎本扇萠(せんほう)さんから、同展を機に代表を受け継ぎ、新たなスタートを切る。「まず目の前のことを一つずつ、地道にやっていきたい」と謙虚ながら「遠い存在になりつつある伝統文化を瀬谷の人たちに届けたい」と活動への思いを語った。

 〇…本格的にいけばなを始めたきっかけは35年程前、同居する義母から正月に花を生けてほしいと頼まれたことだった。区内の講座で指導していた崎本さんと出会ったことで、個性を尊重し、従来の型にはまらない「草月流」の門下に。習い始めて時間が経つが「まだまだ奥が深い。他の人と違うことをしなさいと言われるけれど、もっとセンスが必要」と傍らに花材事典を携え、常に学びの姿勢を忘れない。「シンプルで、色は原色が好み。グロリオサという花の赤や黄色が好きで取り入れます」。生き生き語る表情に花への思いが滲む。

 〇…山口県出身。結婚を機に横浜へ引っ越し、子育てをしながらいけばなに向き合ってきた。「息子たちは音楽やアートが好きで一緒に美術展に行くことも。夫も作品の展示を見に来てくれます」と家族の協力や理解に感謝する。今は3人の孫の成長が日々の楽しみ。「飾ってある花をじっと見つめるだけで、触らない。ちゃんと分かっているみたい」と目を細める。

 〇…茶華道の流派に関係なく、いろいろな人に参加してもらいたいと呼びかける。「今後は小中学生向けの体験なども予定し、若い世代の人たちにも華道や茶道に関心を持ってもらい、伝統文化の裾野を広げていけたら」と思いを込める。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook