連載 地図・絵図で見る瀬谷の生い立ち 第1回 《相模国鎌倉郡》の絵図に見る瀬谷文/横浜・瀬谷地図くらぶ 田中常義
2019年に瀬谷区制50周年を迎えるにあたり、「わがまち」の生い立ちと、第二次大戦前の姿を残しつつ急激に都市化が進んだ「せや」の姿を地図・絵図で辿りながら、次世代に伝えたいとの想いを、この連載を通じて綴ってみたい。
瀬谷は、旧相模国《鎌倉郡》の東北端に位置し、境川から西側は《高座郡》に接する。
境川は「源を津久井県川尻村龍居山(現、町田市の西端付近)の麓より出て…武蔵国・相模国の国界を東流す、故にこの名あり…高座、鎌倉2郡の界を南流し鵠沼・片瀬両村の境にて海に注ぐ…両郡にて此の水を田圃の用水となす」とある。
出典:『新編相模風土記稿』天保12年(1841)
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