神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2018年6月21日 エリアトップへ

瀬谷の生き物だより【103】 文:宮島行壽(瀬谷環境ネット) 写真:中村多加夫(同上)

公開:2018年6月21日

  • LINE
  • hatena

 ナマズは大きな口を持ち、その周りに成魚は4本、幼魚は6本のひげを持つ。目は体の割にとても小さく、体全体が緩やかな曲線で囲まれている。特に幼魚はオタマジャクシのように可愛らしい。

 在来魚としては数少ない大型の肉食魚である。成魚は大きな体をくねらせてゆったりと泳ぎ、貪欲な食性。昼間は土管や石積みの隙間などでじっとしていて、夜になると活発に活動する。飼育水槽で、夜光を当てると慌てて隠れ処へ戻っていく様子が見られる。

 中世以降は地震と関連付けられ、浮世絵を始めとする絵画の題材にされるなど、人間と関わりを深めてきた。

 和泉川生物調べで初めて捕獲されたのは昨年5月で、体長17cm。飼育されていたものが川に捨てられたと考えられたが、その後30cmを越す成魚も観られ、3cm、10cm、20cm台が捕獲された。このことから、川で繁殖していることが確実になった。

 川の食物連鎖の頂点にあるナマズの生息は、川の生物層の厚さが増した証拠になる。餌となりうるスジエビ等が増えたことや、川幅いっぱいにヨシが茂りそこに深みが出来たことも繁殖が可能になった理由かもしれない。
 

瀬谷区版のコラム最新6

瀬谷の生き物だより 170

キクラゲ文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより 170

3月21日

瀬谷の生き物だより 169

カイツブリ文:清水道夫(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより 169

2月15日

瀬谷の生き物だより 168

ハラン文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)、宇佐美伸子(同)

瀬谷の生き物だより 168

1月18日

瀬谷の生き物だより 167

クロヤツシロラン文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより 167

12月21日

瀬谷の生き物だより166

ピラカンサ文:清水道夫(瀬谷環境ネット) 写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより166

11月16日

瀬谷の生き物だより165

ワレモコウ文:山村卓也(瀬谷環境ネット) 写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより165

10月19日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook