連載 地図・絵図で見る瀬谷の生い立ち 第6回 神奈川県の始まりと瀬谷文/横浜・瀬谷地図くらぶ 田中常義
明治4(1871)年7月、廃藩置県により小田原、荻野山中、韮山、六浦、神奈川の5県が設置され、同9年4月、三多摩地区を含む現在の神奈川県ができる。管轄は武蔵国1市6郡と相模国の全部。三多摩地区の東京府移管は同26年4月。
明治11年7月の郡区町村編成法に「府県の下、郡・区・町村とす」とあり、各県の管轄が定まり、鎌倉郡に瀬谷・二ツ橋・宮沢・阿久和の村々がみえ、郡役所は戸塚駅。
参考文献:『明治宝鑑』(明治25・9)/齋藤達也編『神奈川県区市町村変遷総覧 県立公文書館資料をたどる』(2015)/佐藤甚次郎『明治期作成の地籍図』(1986)
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