瀬谷図書館の館長を務める 小泉 信義さん 旭区在住 60歳
横浜愛で築く知の場
○…文庫本や雑誌など約11万冊の蔵書がある瀬谷図書館。昨年度まで栄区の副区長を6年間務め、再任用で4月に館長に就任した。「歴史の本などが大好きなので、文化的な施設に携われることが嬉しい。大変光栄な気持ち」とにこり。就任2カ月が経った瀬谷区の印象は「緑が多く、落ち着いている良い街」。「こんな素晴らしい街で、文化施設としての図書館の役割をしっかり果たしていきたい」と改めて意気込む。
○…横浜市で生まれ育ち、自身を「生粋のはまっこ」と称す。助役(副市長)だった父の背中を見て市役所に入庁。これまでに各局や南西部の区役所などで働いたほか、外部の民間企業に1年間派遣された経験も。生まれる前から亡くなった後まで、人の生活に密着しているのが役所の特徴とし、「幅広いようでその世界しか知らなかったから、経済の流れなど世の中の視野が広がりましたね」と民間企業で働いていた頃を振り返る。
○…趣味は7歳で始めた登山。今も市役所のサークルに所属する。「登山の一番の魅力は山の空気。凛としていてパワーを貰える」。また、オートバイも好きで、巡った場所の写真をインスタグラムに投稿することも。船舶免許も所持しているそうで、「結構多趣味なんですよ」とお茶目に笑う。
○…今後は誰もが利用しやすい図書館づくりのために、イベント開催や読書活動支援に注力していく考え。その一環として企画しているのが、今年開業100周年を迎える横浜市立図書館に関連した記念事業。辞書の作り方について知る大人向け講演会などを計画しているという。「気軽に訪れやすい図書館づくりを考えるのが自分の仕事。楽しみながら取り組んでいきたい」--。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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