(株)アイシマ(卸本町) SDGs瀬谷区から未来を考えるvol.3 職員の健康維持に注力 人材の多様化も
瀬谷区を拠点に介護事業所や飲食店、障がい者グループホームを運営する(株)アイシマ(本社・卸本町)。今年3月、健康経営や多様な人材活用が評価され、横浜市の認証制度Y─SDGsのスタンダードに選ばれた。
同社は今年、職員の健康維持やメンタルヘルス向上に取り組んでおり、健康経営に関する市や県、経済産業省の認証制度の登録も進めてきた。その一環で組織されたのが、看護師などから成る「安全衛生委員会」だ。健診や予防接種の推進のほか、禁煙に向けた喫煙率チェック、休憩時間・場所の確保といった労働環境の整備などに着手する計画。相澤剛副社長は「職員の健康維持は、健全経営にもつながります」と意図を説明する。
高齢者や障がい者、外国人など多様な人材活用に積極的。女性も多く、パートを含めた全スタッフ(約800人)の約75%を占めており、管理職でも5割超に上る。
今後の取り組みについて相澤副社長は「安全衛生委員会の活動を具体化していくとともに、ハラスメントなどの相談窓口も強化したい」と語り、安全・安心で働きやすい環境づくりに注力していく考えだ。
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