SDGs瀬谷区から未来を考えるvol.6 生ごみを肥料に 高齢者施設オリーブ
高齢者が利用する「小規模多機能型居宅介護事業所オリーブ」(三ツ境)は昨年から、生ごみを土に混ぜて肥料を作る「段ボールコンポスト」に取り組んでいる。ごみ削減に加えて、利用者の生き生きとした活動にも寄与する取り組みだ。
段ボールコンポストは土中に存在する微生物の働きを利用し、生ごみを分解して栄養分を含む肥料を作り出すもの。同施設はSDGsが社会で注目されるなか、段ボールコンポストに着目。職員と利用者で「コンポスト隊」を結成し、昨年5月に取り組みを始めた。
隊の役割は箱やふた作り、生ごみの投入とかくはん、日々の温度測定や記録など。ごみの種類によって温度は上下し、60度近くになることも。職員の二谷龍夫さんは「温度が高いと微生物が頑張って分解している。その変化を見るのも楽しみの一つ」と話す。
出来た肥料は腐葉土や園芸土などと混ぜて、野菜づくりや植物を育てる際に利用している。種まきや土づくりなどに利用者も参加しており、野菜や花の成長を楽しみにしている人も多いそうだ。
段ボールは最新のもので"7代目"。施設管理者の吉田香子さんは「継続は力なり。園芸に使うお花を利用者さんに選んでもらうなど変化を出しながら、コツコツと続けていきたい」と今後の展望を話す。また、分別の徹底や食品ロス削減など、事業所としてできるSDGsをこれからも模索していく考えだ。
![]() 寄せ植えの土を作る利用者
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2018年10月11日号