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瀬谷区 人物風土記

公開日:2022.04.14

3月22日付で瀬谷警察署長に就任した
濱井 正さん
区内在住 59歳

署員とともに安全な街を

 ○…「特殊詐欺、交通事故の件数が昨年を上回るペースで増加している。対策に力を入れたい」と意気込む。防犯活動で犯罪を減らし、被疑者を逮捕し検挙数を上げ、『安全安心な街』を目指す。

 ○…山口県で生まれ、2歳の時に藤沢市へ。文科系が得意で、高校では写真部部長も務めた。「新設校だったから、校内イベントの撮影を任されてね」と懐かしむ。高校卒業後、警察官の道を目指す。「ドラマを観て、『悪い人を捕まえたい』と思ってね」。剣道も柔道も警察学校で学んだ。横浜水上警察署を経て機動隊に。成田闘争や米軍反対デモなどを経験。25歳の時、上司から「これからの捜査は外国語が必要になる」と言われ語学を学び、刑事畑を歩んだ28年のうち国際捜査部門で24年以上を過ごした。インターポールにも出向し、外国警察との捜査共助や国外逃亡被疑者の身柄引き取りなど、中国、東南アジアを中心に活動した。「社会、ビジネスがグローバル化している現在、犯罪も多国化。今後も国際捜査は更に重要になる」という。

 ○…「警察の活動について住民の皆さんや、いろいろな団体に協力、理解してもらっている地域」が瀬谷区の第一印象。署員167人との信頼関係を更に築き、「警察官の本分を貫き、地域の安全のために全力を尽くしたい」。

 ○…タイやカンボジア、ベトナム、ラオスなど東南アジアを中心に世界遺産を巡るのが趣味。昨年夏には初孫も生まれ、「孫がかわいくない人はいないよ」とデレデレ顔に。コロナ禍でなかなか会えないのが不満。署長になってから単身赴任に。「料理が楽しくてね。毎日お弁当も作っている。出汁たっぷりの卵焼きもお手のものだよ」とニッコリ。

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