瀬谷区商店街連合会の会長に就任した 榊原 茂さん 相沢在住 68歳
商店街活性化をお手伝い
○…7カ所の商店街が加盟する瀬谷区商店街連合会。6月に会長に就任し、「各商店街の連絡役という大切な役割。色々な所に顔を出しながら全力で務めたい」と気を引き締める。会長として心がけるのは各商店街の活性化を「お手伝い」すること。コロナの影響が色濃いなか、各商店街が各々の問題を解決できるようサポートしていく。
○…実家が藤沢市で寿司屋を営み、子どもの頃から親と市場に足を運んでいた経験などもあり、飲食業の道へ。21歳という若さで、当時流行っていた炉端焼きを取り入れた「ろばた焼大関」を、いちょう通りで始めた。時代の変化に合わせて改装し、間もなく半世紀。飲食店冥利に尽きるのが家族2〜3代で通う常連客が多いことだという。ボトルサービスに合わせて撮影している客の写真は膨大な枚数で、その束は家族アルバムのよう。「ボトルが無くなっても写真は残しておく。20年ぶりに来たお客さんに写真を見せると驚かれる」
○…瀬谷駅近くにある「いちょう通り商店会」の会長を務めて約30年。手集金だった会費を銀行振込に変更したり、コロナ禍ではLINEでの情報共有に切り替えるなどペーパーレス化を進めた。その根底には役員の負担を減らし、「本業に集中して欲しい」との想いがある。「商店街活動に労力を割きすぎて閉店するような状況になっては本末転倒だから」と何より個店第一を掲げる。
○…肌は健康的に日焼けし、腕まわりもたくましく、来年には古希という年齢を感じさせない。若さの秘訣はスポーツ。3つの野球チームに携わり、現役でプレーする。さらには水泳やゴルフ、ランニングにも取り組む。8人の孫がおり、「バスケやテニス。孫ともしょっちゅうスポーツするよ」と豪快に笑う。
|
|
|
|
|
|