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瀬谷区 人物風土記

公開日:2022.09.22

瀬谷区民活動センター主催「やさしいピラティス」講座の講師を務める
松宮 千夏子さん
本郷在住 49歳

心身整え前向きに生きる

 ○…「レッスンが終わった後、皆さんのすっきりとした充実感のある顔を見るのが大好き」。39歳の子育て真っ最中にインストラクターの資格を取得。「それまでピラティスなんてやったことはなかった」と笑うが、「30代の時より身体を動かすのが楽。今が一番体が軽い」という。

 ○…足柄郡大井町生まれ。「運動ができたわけでも、好きだったわけでもない」と振り返る。小中学生のころは地元の合唱団に所属し、ヨーロッパ遠征も参加した。歌うのが楽しく、背筋がピンとする感じが好きだった。英語に興味を持ち、大学も外国語学部を選び海外留学も経験した。

 ○…大学卒業後、事務職に就いた。瀬谷区へは結婚後、「海軍道路の桜並木に感動」して引越しを決めた。2人の息子を育てながら、たまたま目にした「親子ピラティス講座」。体が整っていくのを感じて、興味を持ち始める。継続して行おうとしたが、近所で教室がなく、「なら、私がやってみよう」とインストラクターを目指した。次男が幼稚園に入ったばかりで、子どもを連れて研修に通った。2年ほどで資格を取り、地元で教室を始める。当初は集客が難しかったが、公共施設や学校などから声がかかり、少しずつ活動範囲を広げていった。子育て中に行った公共施設のスタッフから講座の申し出もあり、「お世話になった人から呼ばれるのはうれしい。人の縁はつながっている」と話す。

 ○…将来の夢は「近所の皆さんと一緒に健康で楽しく生きること」。本来の体を取り戻すことで、行動しやすくなるだけでなく、気持ちも前向きになるという。今ではピラティスのほかジャズダンスやコーラスなどにも挑戦。「やりたいなと思ったら、楽しく全力で続けたい」とほほ笑む。

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