瀬谷区選出の横浜市会議員・花上きよし氏（立憲民主党）と、同党の瀬谷区県政担当の梅沢ありさ氏が対談。市政・県政の大きな課題となっている障害福祉の充実に向けて意見を交わした。

　花上　瀬谷区は県立の養護学校と支援学校、市立の高等特別支援学校があり、福祉事業所などの活動も盛んで障害福祉が身近な街とも言えます。一方、障害児・者のご家庭で苦労されている実態を見聞きしてきました。

　梅沢　私は白血病で亡くなったダウン症の長男を育てるなかで、県政の障害児・者施策の遅れを痛感しました。特に障害児を育てながら働く親への支援が行き届いておらず、大変な苦労を強いられています。

　花上　当事者であった立場からどのような取り組みが必要でしょうか。

　梅沢　障害児・者を受け入れる組織に対する特別講習の定期実施など、受け入れ体制拡大が重要です。教育における改革も必要で、障害の有無に関わらず等しく教育を受けることができ、多くの選択肢から進路を決められる「統合教育」を推進しなければなりません。

　花上　梅沢さんの実体験を踏まえた改革の思いをしっかりと受け止めて、これから一緒に具体的な改革ビジョンを打ち出し、実現にむけて取り組んでいきましょう。

　（企画・制作／立憲民主党瀬谷区支部）。

花上きよし　梅沢ありさ

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