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瀬谷区 人物風土記

公開日:2023.02.16

スポーツ体験イベントを開催した横浜市スポーツ推進委員連絡協議会瀬谷北部地区の会長を務める
寺谷 健作さん
中屋敷在住 51歳

コロナ後のこれからに期待

 ○…「どこの地区でも同じだと思うが、コロナの影響もあり地元のスポーツチームでメンバーが減少している」と危機感を募らせる。複数のチームに声を掛け合同体験会を企画。幅広い年齢層が参加できるスポーツの体験や、子ども食堂なども同時に行い、地域コミュニティの場を開いた。「皆さんが地道に活動してきたから実現できた。多くの人の協力のおかげ」と話す。

 ○…東京都府中市生まれ。小学生の時に保土ケ谷区へ。専門学校卒業後、システムエンジニアとして就職。「仕事は嫌ではなかったが、人と会い社会のためになることがしたい」と30歳の時に地方公務員に転職。パソコンの画面に囲まれていた職場から、「親しげに声を掛けてくれる人もいる。やりがいを感じられて、転職して良かった」と笑う。

 ○…結婚後、瀬谷区へ。子どもは3人。小中学校でPTAなど地域活動に参加。12年ほど前から地元のソフトボールクラブにも参加し監督兼選手として活動し、その後スポーツ推進委員となり、地域のスポーツイベントなどを企画してきた。PTAの時に子どもたちの地元の思い出を残してあげようと開催していた祭りも、ソフトボールの試合もスポーツイベントもコロナで中止に。「継続できるものも再開できないものもあると思う。コロナ後にこれまで通りに戻すのは大変」と実感する。

 ○…地域活動をする中で感じるのが高齢化。「先輩たちが私生活を犠牲にしてまで作ってくれた土台を、引き継ぎながら発展できれば」と願う。「仕事、子育て真っただ中の現役世代も地元に関心がある。機会をうまく作れれば一緒に活動してくれるはず」とこれからの地域活動に期待を寄せる。

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