宮城県生まれの私が、政治家を志すきっかけとなった東日本大震災から12年を迎えました。２０１５年の県議会議員就任以降、防災に注力してきました。

避難所に県営施設を

　被災時の避難所として県立施設の利用を広げるべきだと思います。現在は市立小中学校や市立公園を中心に避難計画が立てられていますが、県立施設の利用が広がれば、救援物資の管理場所や福祉避難所などとして活用できるはずです。

　地元自治会などからも県立施設を利用したいという相談もあり、まずは各地区で行っている避難訓練の中で、県立施設を利用できるように、市会議員の久保和弘さん（瀬谷区選出）と一緒に県や市と調整していきます。

護岸整備、説明会求める

　瀬谷区では水害が度々発生する境川の浸水対策に取り組み、護岸整備などを推進してきました。

　境川の護岸整備は２００８（平成20）年の豪雨で浸水被害が発生した相鉄線との交差付近の１・１Kmの区間で重点的に行われています。所属する建設・企業常任委員会で、今年度は境橋の下流左岸側の約50ｍの区間や相鉄線上流右岸側の約55ｍの区間で工事が完了したと報告を受けました。そして県は「相鉄線橋梁の架け替えは29（令和11）年度の完成を目指したい」と答弁しました。

　相鉄線との交差部について住民の関心も高いため、県に住民説明会を求めました。担当課から「工事毎の内容や迂回路の有無などを説明し、地域住民から協力を得たい」とあり、私は川沿いは住宅地であり、特に相鉄高架橋下Ｓ字カーブの工事は本当に住民の方々が心配していることを付け加え、一日でも早い説明会開催を求めました。

神奈川県議会議員　田村　ゆうすけ

瀬谷区三ツ境12番地４新井ビル１階

TEL:045-654-5135

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