横浜市では、８月から中学３年生までの医療費が無料になりました。私も議会で何度も取り上げ、更なる拡充を求めてきました。今回の拡充により「小児医療費助成」の中学３年生までの所得制限が撤廃され、一部負担金廃止で完全無料化がスタートしたものです！

●横浜市会で初めて提案

　ここ迄の道筋は我が党が開いてきたものです。その歴史は、１９９２年に公明党市議団が市会で初めて「３歳未満児の医科医療費無料化を横浜市においても実施すべきである」と主張したことから始まります。当初の市の反応は厳しいものでしたが、遂に94年には条例が提案され、翌95年１月から０歳児を対象に制度の導入が実現しました。

●時の市長との論戦

　今に至るまで喧々諤々の議論と厳しい折衝を積み重ね、制度の拡充をカタチにしてきました。我が党は、子どもを安心して生み育てられる環境の創出を政策の柱として持続可能性を重視しながら、２０１７年に小学６年生まで、19年４月には助成対象を中学３年生まで拡充し、21年４月には１、２歳児の所得制限の撤廃を実現しました（下表）。

●18歳までの無料化を

　少子化が叫ばれる中、子どもたちの健やかな成長と家庭生活の安定を図ることは重要です。現在は、中学３年生までが助成対象ですが、今後も、助成対象年齢を18歳までの無料化に拡充することを目指し、国と連携しながら全力で取り組んでいきます。

横浜市会議員　久保　かずひろ

市会議員室

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