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瀬谷区 人物風土記

公開日:2023.09.14

「輝きフェスティバル」を開く瀬谷駅北口駅前広場活用推進協議会の会長を務める
山家(やまが) 正裕さん
中央在住 63歳

自然と挨拶できる街に

 ○…地域の賑わい創出や交流を目指し、9月24日に瀬谷駅北口駅前広場で開かれる「輝きフェスティバル」。今年4月に活用推進協議会の会長に就任してから、より多くの区民が参加できるイベントを目指して準備を進めてきた。「フェスティバルを通じ、多くの皆さまがより楽しめる広場になって欲しい」と願う。

 ○…中原町内会、瀬谷第一地区の連合町内会と青少年指導員連絡協議会、瀬谷センター委員会などさまざまな組織の長を務めている。38年前に区内に移り住み、娘と息子が小さい頃に町内会や子ども会に参加したことがきっかけで、地元と深く関わるようになったという。さらに元をたどれば、東京両国で生まれ育った自身の経験も。「お祭りがあれば皆で協力する。お節介焼きも多く、困ったことがあれば助けてくれる。そういう町」。地域の人々に育ててもらったという想いが今の活動につながる。

 ○…子どもは独立し、妻と2人暮らし。米国で生活する孫の成長を携帯の写真などで見守るのが日々の楽しみ。企業の事業承継に携わるなど現役で働きつつ、釣りやバイクなど趣味も多彩。50歳頃から登山も続け、国内にある3000m級の21山を踏破。今度は仲間たちと福島県の山を登る予定で、「人生楽しまないとね」とニンマリ。

 ○…「気軽に挨拶できる、住み心地の良い街を作りたいんです」--。核家族化が進み、コミュニティの希薄化が叫ばれるなか、「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」などと自然と声が掛け合える社会を目指す。24日のイベントも、こうした間柄のきっかけ作りになることを期待しており、「『フェスティバル楽しかったですね』という何気ない会話が住民の間に生まれれば嬉しい」と目を細める。

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