瀬谷区 人物風土記
公開日:2024.02.01
100回目となる区大会を行う瀬谷区バドミントン協会の会長を務める
廣瀬 貴之さん
泉区在住 51歳
競技の奥深さに惹かれ
○…瀬谷区バドミントン大会は年3、4回開かれており、2月18日に100回目を迎える。協会の役員を務めて約25年。大きな節目に「よく続けてこれたという気持ち。今に続く流れを作った先輩方が素晴らしい」と先人への感謝の気持ちを抱く。今大会は通常の2倍近い延べ300人のエントリーがあり、定員に達するなど期待以上の反響に手応えを感じている。
○…生まれは福井県。バドミントンをプレーしていた母親の影響で、小学3年で自身も始める。部活が無かった中学時代をのぞき、高等専門学校、社会人と約40年にわたり続けてきた。若い時はスピード感溢れる競技性に熱中し、歳を重ねてからも、その奥深さに魅了されている。ショット一つとっても種類は多彩で、「何歳になっても自分の成長を感じられる」。得意なショットは185cmという高身長を生かした打ち下ろし。ハードな競技でもあるため、週1、2回の走り込みも欠かさない。
○…区内に事業所がある日本アビオニクス(株)への就職に伴い瀬谷区に。泉区には30歳の頃に移り住んだ。協会の活動に加えて同社でも部に所属。練習や大会など多忙な日々の息抜きは「やっぱりバドミントンかな」と苦笑い。休日には国内最高峰のS/Jリーグの試合を観戦することもあるという。2人の子どももバドミントン経験者だ。
○…2021年に40周年を迎えた協会。今後の目標は「歴史ある区大会を続けていくこと」で、泉や戸塚、栄の協会とも協力して盛り上げていく考えだ。30回以上続く中学生大会や、地域で行われる教室の講師なども引き続き行う意向。「様々に工夫をこらしながら、バドミントンを続けてもらえたり、競技人口が増えるように取り組みたい」と意気込む。
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